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ヘルシーな食生活を送るダヤン君
(自分の座布団の上でくつろぐの図)
ダヤン君は猫っぽくありません。
いえ、十分に猫なんですけど、たまーーーに『猫もどきだな』と思うことがあります。
特に感じるのが食事時です。
ダヤン君の好物は……味噌汁に入った汁のしみ込んだダイコンです。それとジャガイモも好きです。昆布も好きです。でも、一番好きなのは……海苔です。
人間がぱりぱりと音を立てて海苔を食べていようものなら、もう食べたくてしょうがないと訴えます。しかしまぁ、世の中には成人病にかかるペットもいるというのにダヤン君はスマートなままな体形を維持しているのは、ここいらへんにポイントがあるのかもしれません。
さて、この前実家に戻った時にもダヤン君は私のご飯のおかずになっていた缶詰(魚とこんにゃくとタケノコが入っているやつ)の残りを家族が知らないうちに食べてしまいました。皿が奇麗になっていた事から犯人がダヤンだって事が判ったんですけど……ダヤン、君はタケノコとこんにゃくまで食うのか?
味はどうだったんだ?
そういえば彼は自分用のタオル、座布団の他に茶の間で水を飲むための『マイ・コップ』を持っています。いろいろ家族用のコップに水を汲んであったとしても、彼は自分のコップから水を飲みます。ま、もっとも、水が飲みづらくなると他人のコップを使いますけど。
ちなみに、実家には私のためのコップはありません。ま、別にいいけど……
そんな甘えさせられているダヤン君、母からしかられる事はほとんどありませんが、妹にはしかられます。普通、猫はしかられても知らん振りを決め込んだりしますけど、ダヤン君は茶の間から出ていって玄関のそばでいじけます。いじけるといってもただ座り込むんですけど、これがまたなんとも情けない雰囲気たっぷりで、誰が見ても『ああ、ショックなんだな』というか『怒られたんだな』というのが判ります。表情は人間ほど豊かではありませんが、ここいらはどうも人間に近い感じがします。
こうしてダヤン君はますます猫から『猫もどき』へと進化していくのでした。