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XJ−S |
この冬、車検のために秋田に持って行き、気になることをすべてやってもらったXJ−S。
消耗品なども含めて、気になるところもなくなったので、すっかり製造後15年経った車だとは思えない状態を維持しています。
最近大雪に見舞われた都内でも、スタッドレスタイヤを装備していたのでXJ−Sはとても活躍してくれました。
手元に来てからもう2年、車両感覚もつかめてきた今ではかなり狭い駐車場にも入れられるようになり、すっかり足車として活躍しています。
いままでは何となくよそよそしかったXJ−Sとの関係も、ここに来て気心の知れた「相棒」の関係になったような気がします。
スーパー7やマーコスのようなスポーツカーだと、自分が苦況にたっているときに、なんとかその状況を「この車に乗って救われたい」という感じだったのですが、XJ−Sは「静かに考える」感じです。自分の思いをぶつけるのがスポーツカーなら、自分の思いに考えを巡らすのがXJ−Sです。 なにも言わないでこちらの話を聞いてくれる、でも、ヤツはヤツなりに考えがあってそれを他人に力づくで押しつけたりはしない。そして、ふと気がつくといつのまにかペースに乗せられてヤツの考えを自分が耳を澄ませて聞いている。そんな感じです。
XJ−Sは「信用できる相棒」に感じます。
XJ−Sを手放して他の車に乗ったのに、結局XJ−Sが忘れられずにまたXJ−Sを手に入れる、という人もいるという話を聞きました。(ただし、かつて自分が乗っていたくらい程度の良い車に巡り会うことはないらしいですが…)。
おそらく、そんな人はXJ−Sが相棒になっていたんではないでしょうか。
ろくに話を聞かないで「あなたの言いたいことはわかっている」と言う人や、頭ごなしに「おまえは間違っている」とか言う人は、決して『相棒』になんかなれません。
損得なしで、きちんと自分を大切にしてくれる存在だから相棒になれるんだと思います。
XJ−Sは不器用なところはあるし、主張が強いところもあります、説教くさいところもあります、でも強くて、真の部分にはとても優しい部分を持っていて、そしてなによりも乗っている人を大切にしてくれる。だからこそ、つきあっていて心地いいのでしょう。